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速度に定評のあるExpressVPN(エクスプレス)の、支払い方法・インストール・VPN起動までの使い方を紹介していく。
特徴は以下となっており、一言で表すと「海外経由最速VPN」だ。
- 256bitのAES暗号化通信
- VPNプロトコル:Lightway・OpenVPN・IKEv2(iOSのみ)
- データ保持法のない英領ヴァージン諸島が拠点のため、活動ログ・接続ログを記録しない
- IPアドレスや接続場所を隠して匿名
- 簡単速度テスト付き(レア機能)
- Windows版・スマホアプリどちらも日本語対応
- 無制限の帯域幅・通信量制限なし
- デバイス数:同時接続5台まで
- スプリットトンネリング(VPNを通すとおかしくなるアプリ除外機能)
- サーバー数:94ヶ国3000サーバー以上、日本は3つ
詳しい特徴は以下の記事で述べたため、ここでは支払いから進めていく。
プラン選択・支払い方法
さっそくだが、プランを確認しにいこう。
30日間返金保証もあるので、安定した速度と、暗号化による不安払拭を堪能するといい。
「新規アカウント」であれば良いので、今まで使用していたアカウントのメールアドレスとは違うものを使い、念のため支払い方法も前回と変えれば万全。
ExpressVPNを購入へ進むと最初から12ヶ月(1年:クーポン付きは初年度15ヶ月)が選択されており、変更するならプランをクリック。
下へ進み、今度はメールアドレスを入力だ。
Googleのエイリアスは使用できず、英語で支払いエラーを表示され混乱するかもしれないため、記号の入っていない「数字」と「アルファベットだけ」の普通なメアドを推奨。
そして、支払い手段をクレジットカードなどから選択しよう。
クレジットカード情報を記入したくない方:アカウント情報漏洩被害を確実に避けるなら、匿名支払い推奨。ただ、活動ログを保持していない=何をしているか運営側がわからないうえ、紐づけはほぼ関係がなく、カードは大体補償付き※補償期間要確認。
クレジットカード決済でいいならクレジットカードでの支払いまで読み飛ばし、特殊な支払い方法は以下に記述しておいた。
クレジットカードをお持ちでない場合は、「ビットコイン・プリペイドカード・PayPal(ペイパル)支払い」などになるので、「匿名で支払いたい」と「プリペイドカードで支払い予定」をよく確認しよう。
匿名ではないが、カード情報を伝えないPayPal(ペイパル)は以下。
ビットコインは支払い時に匿名なだけで、その取引が会社(購入した取引所)に紐付いており、Vプリカなどのバーチャルカードとあまり変わりがない。なお、楽天バーチャルプリペイドカードは使えなかった。
※ExpressVPNが30日間返金保証に対応しても、プリペイド側が返金受付しているかわからないので、プリペイド側の利用規約を確認するか、面倒なら返金を諦める気持ちで。
一連の流れは通りすがりさんのコメントを参照。ネットで購入するタイプのVプリカが使えた → その後使えなくなったとのこと。挑戦するなら、購入したVプリカはPayPal経由などで消費可能という逃げ道を覚えておこう。
12ヶ月プランだけは99.95ドル=日本円だと1万円を超える。つまり、1万円以上のプリペイドカードがないので支払いに使えず、チャージ不可なので購入できない。
その場合はビットコインかPayPal(ペイパル)、コンビニからチャージできる「Kyash」というものが存在するので、どれかを試すといい。
※Kyashは使えるかどうか確認していないため、使えなかったらドンマイ、使えたらコメント欄で報告を待っている。
コンビニに置いてあるものは5,000円までだが、ネット経由だとチャージして1万円以上にできる。参考通りすがりさんのコメント
そして、コンビニで発券するタイプは使えなかったと匿名さんが犠牲になったため、ネットの方を試そう(突然非対応になった可能性は残っている)。
逆にコンビニのギフト券型タイプは使えたらしく(初級者さんのコメント)、同じ会社でも結果が異なっているようだ(ギフト券型は1万円以上のものがないため、1年プランは購入できない)。
どちらにせよ非対応の可能性を攻める場合は、使えない可能性があることを考えアマゾンギフト券に交換する逃げ道を使うといい。
ようするに、悪いことに使うならどの支払い方法もアウトなので、ExpressVPNが個人情報を万が一漏らすことに対して防御したいなら、最悪カード情報を守っておけば問題なし。
支払い完了後はパスワードを付与されるので、読み飛ばそう。
クレジットカードでの支払い(プリペイドも同じ)
入力すると、以下のような画面が出現するのでじっと待とう。
支払い完了後はパスワードを付与される
付与されるパスワードは8文字となっており、短すぎるのでこのタイミングでパスワードを変更していく。
パスワード管理ソフトはBitwardenが君臨しているため、キツくできないのなら今は8文字で我慢し、VPNを使えるようになってから再度設定すれば良い。
パスワードは括弧や空白、KeePassだと特殊文字系は使えないようなので、適当に16桁以上の大小英数字でOK。
そうすると「アクティベーションコード」をもらえ、ダウンロードするものも選べる。
ここではWindows版で進めていき、アクティベーションコードはインストールした後に使うので、コピーしておこう。
このページは公式サイトへログインすれば、いつでも確認できる。
インストール
ステップ1
ダウンロードしたものを開く(数字はその時のバージョン)。
セキュリティソフト(アンチウイルスソフト)がExpressVPNを隔離するよう誤検知した場合、ExpressVPNを信頼しなければ使えないため許可必須。
ステップ2
不安を煽るユーザーアカウント制御が出現したら「はい」。
この後インストールが始まり、終わるまで待機。
ステップ3
インストール後はこの表示が出現するので「サインイン」へ。
ステップ4
再度不安を煽るユーザーアカウント制御が出現するので「はい」。
ステップ5
さきほどのアクティベーションコードを以下の画像のように①貼り付け → ②続行。
コード入力欄の横にある「?」をクリックすると、アカウントへ飛べる。後はログインしてコードをコピーしてくればいいが、「メールのサインインリンクを使ってサインイン」でもOK。
この後は初期設定となる。
初期設定・使い方
簡単すぎる初期設定をしていく。
ステップ1
「起動時に自動起動」は間違えてVPNを使わずにアクセスすることのないよう「OK」。
「ExpressVPNの改善に強力」は通信内容の傍受ではなく、クラッシュ(壊れた)報告・速度テスト・VPN接続が成功したかの比較的どうでもいい情報なので、協力するなら「OK」で構わない。
※これらの設定は後で変更可能。
ステップ2
あとはボタンを押すだけで近いサーバーに接続され、暗号化通信を堪能できる。
時間があったらスマホにも入れるといいだろう。
ちゃんとスマホアプリも日本語。
スマホ版はメールアドレス・パスワードでExpressVPNアプリにログインするだけとほぼ変わらないため、説明は省く。
詳しい設定
最初から重要部分は有効化されているため問題ないが、VPNを通すと不調をきたすアプリは結構あるため、ゲーム系などは除いておくといい。
また、VPN接続中なのにExpressVPN公式のDNS漏洩テストでダダ漏れも確認されているため(レアケース)、30日間返金保証の発動を視野にいれて確認を推奨。
コメント
ぷっぷさんはじめまして
VPNを調べてたところぷっぷさんのこのブログにたどり着きました。
ノールとエクスプレスで迷いましたが、英語がわからないので
日本語対応しているエクスプレスVPNの方に決め、支払い画面まで行きました。
メールアドレスもぷっぷさんが紹介されてましたProtonMailを取得し、そのアドレスを入力し
郵便番号は教えたくないので空欄のままにしました。
支払い方法はクレジットカードで、VISAの番号と、名前はカード記載の通りローマ字で入力したんですが
何度やっても下記の文章が出てきて支払い完了になりません。
Payment failed: we were unable to charge your card. You may try another card or another form of payment (such as PayPal). Otherwise, please call your card issuer to ask why the charge from ExpressVPN was declined
もしかしたら海外への支払いに対し、何かセキュリティロックの様なものがかかってるのかな?
と思い、VISAに電話し事情を話しましたところ、いったんセキュリティーを切るのでもう一度試してください
との事でした。
ですがやっぱり同じ文章が出てくるだけで、支払いが完了してくれません。ちなみに残高不足はありえません
その他のマスターやJCBも試しましたが、全く同じ症状です。
これはもうノールの方にした方が良いんでしょうか?英語が苦手で、ノールは少し不安なんですが。。
私の経験上、
の2択ですかね
Expressではないですが、他の海外サービスで楽天カードを使うと結構な確率でブロックされ、その都度解除してもらう手間はあります。
※私の場合はVPNを使って海外決済を行っているからなんですけどね!
そういった場合は英語で書かれているとおり、PayPalならほぼ大丈夫です(今までで一番何の問題もない)。
おそらくGoogle Payなんかもカード会社にはGoogle Payへの支払いしか残らないと思うので、割とスムーズにいくとは思います。
欠点はアカウント作成をしなければならないですかね(´ε`;)
一応過去コメントに三井住友カードが弾かれたというケースもおいておきます。
ぱれぽさんのコメント
全く関係ないとは思いますが、ここ1年以内に今まで使えたのに私の日本発行クレジットカードすべてが決済に使えないサービスに遭遇したので、日本のカード団体かなんかの縛り?が追加された可能性はあるかもしれません。
※都市伝説レベルの情報。
ご返信ありがとうございます。
実はPayPalもアカウント登録してみて支払い画面で
「PayPalでの支払い手続きに進む」ボタンをクリックしてください。
とあったのでその通りにクリックしてみたんですが、何度ためしてみても下記のエラーが出てしまいます
Sorry, Service Down
そもそもPayPalの仕組みを私が全然理解出来てない為なのかもしれません。
PayPal内でクレジットカードを登録してほしいとあったので、JCBを登録しました。
銀行を登録画面ではゆうちょを選びたかったのですが、ゆうちょはなく選択できる4つの銀行はどれも使用
してないものでした。
支払い方法でPayPal残高が0円なので、クレジットカードを優先にし、クレジットカードからの引き落とし
支払いにしました。
別の支払い方法を試した方がいいでしょうか?
ちなみにVISAカードはぷっぷさんの言う通り、楽天VISAです。
さすがにおかしいので調べてみたところ、Express側が弾いている可能性が高くなってきました。
参考New account payment error “Sorry, Service down” : Express_VPN
1年前ですが、同じ状況の方が数人いるようです(仮想通貨もエラーになるらしい)。
となると、メールアドレスで識別……と思ったら上記の投稿者が解決法だと思われることを書いていました。
手順をまとめると、
ADブロック系を停止
一度ブラウザを閉じる
メールアドレスを別のものに変更
とのこと。
サポートに連絡しても解決しなかったみたいですし、上記がおそらく役に立つと思います。
なお、ExpressVPNでProtonMailはこの間使ったばっかなので(そもそもこういうサービスで使えないわけがない)、使えないということはない=なにか複雑な条件に巻き込まれたかもしれません。
※前回言い忘れましたが、「海外決済禁止機能」をカード側で設定していると、すべてが弾かれるケースもあります。
ぷっぷさん、丁寧に調べていただいてありがとうございます。続報です(少し長くなりますが今後の参考にやりとりを示します)。
投稿のあとこちらから「クレカからの引き落としに何か問題があったのか?電話は避けたい」と返したところ、SapportTeamから「継続してサービスを利用するには先のメールで要請した2項目を送ってほしい、BillingTeamに転送する」とまずは紋切型の1次コールセンター対応が帰ってきました・・・
埒が明かないので「クレカ会社が海外支払いに対応してない可能性があるため、他のクレカを登録するなり別の手段を相談したいとBillingTeamに伝えてほしい。どうしても電話が必要なら今回はキャンセルする」と返したところ、
「請求関連部署にエスカレートしたのでそこからのメールを待ってください」と返事がきました(ここまでが昨晩のやりとり)。
そして翌日の夕方(ついさきほど)、引き継いだBillingTeamから「サインアップした情報を認証できなかったようです。カードの写真を送ってもらえれば認証できます。必要なのは記載の名前と下4桁だけなので、プライバシー保護のために上12桁はぼかしてもよいです」と、調べていただいたredditの投稿と同様のメールがきました(今回は下4桁だけでよいとの違いがありましたがケースバイケースでしょうか)。
さてどうしたものか…ExpressVPNが接続通信に関してはノーログという前提でクレカ情報が伝わるのは承知の上ですが、上12桁をぼかしたとしてもカードの写真を送るのはかなり抵抗があります。
写真を送ることでこのカードに対してなにかリスクは考えられますでしょうか?
(なお今回の契約をキャンセルしてもらった上で、後日同じメールアドレスで別の支払方法を使い登録しなおすことも考えてますが、同じメアドで再登録ってできるんでしたっけ?)
長々と申し訳ないですが、アドバイスよろしくおねがいします。
リスクはなさそう?
変な逆算で申し訳ないですが、Amazonなどショッピングサイトでクレジットカード番号を見ると、「末尾の4桁しか表示されません」(どこのサービスも100%の確率で下4桁だけ見える、じゃないとどのカードかわからない)。
「悪用される重要な情報を、カフェなどで閲覧されることに対応する」なら表示するべきではないため、この4桁で悪用されることはないと思います。
だから4桁より前の数字が隠されているんだと思われます(思うとしか言えない……)。
三井住友のページには
引用:クレジットカード番号にはどんな意味がある?不正利用の対処法も解説|クレジットカードの三井住友VISAカード
とあるので、最後の4桁の3つだけでは会員口座番号が5桁ほど不足しているようです。
有効期限なども隠す必要があるので、する場合は本当に名前と下4桁のみで。
なお、クレジットカードの名前はでたらめを入れても通るなど比較的適当であり(入力欄すらないサービスもあるため、そもそも識別として使われていない?)、あまり重要なことではないようです。
同じメアドで再登録はちょっとわかりません! 多分アカウント停止=削除されていないので使えないと思います(´ε`;)
こちらのページを参考に自分のVisaカードで支払いしてExpressVPNが使えるようになったのですが、登録から2日後くらいにExpressVPNから下記のようなメールが届きました。
We’d like your help to verify your billing details so you can keep using ExpressVPN. If we can’t verify your details within 48 hours, we may cancel your ExpressVPN account and issue you a refund.
Please reply to this email with the following information:
Your phone number (including your country code)
The best time for us to contact you (including your time zone)
Thank you for your help.
Regards,
Gerty
ExpressVPN Billing Team
請求の詳細確認のために電話番号と連絡が取れる時間を教えてほしい、さもないとキャンセルにするとのメールです。
支払いに使ったのは普段使いしている普通のVisaカードで日本でもかなり使用者の多い会社のものですが、ググっても日本で他にこのようなメールが届いたという事例は見当たらず、何か問題があるのでしょうか?
ぷっぷさんはこのような件についてなにかご存知でしょうか?
急いでいそうなので調べました。
redditでも同様のことがあるようです。
引用:Verify your billing details with ExpressVPN : Express_VPN
電話番号以外の選択肢があるような記述があります。間に合うかどうかわかりませんが、これが現実的な対処法だと思います。
※たまにスマホのデザインツールかなんかで(iPhoneとか)ぼかしとして黒塗りする方が居ますが、実は薄く見えている件などがございますので、ぼかしは確実にやるよう注意。
電話番号・クレジットカードの下4桁確認どちらも本人確認作業にしか見えないので、不正利用を疑われている感がありますね……。
また、他のケースも使えそうだったので、Amazonの件も持ってきました。
引用:カード払いが出来ないという連絡が来た / カード情報の変更 – アメリカや海外のアマゾンで困ったときは/よくある質問 (個人輸入)
突然海外サービスの決済に使えなくなることは、おそらくどこのクレジットカードでもあります。
もしかしたらカード会社の方に連絡し、「このサービスへの決済ブロックされていませんか?」と聞けば解決する可能性があります。
また、昔使えなかったのに急に使えた、使えたのに急に使えなくなったもよくあることだったりします。
役に立ちますように(*゚▽゚)
「匿名 より」さんは1ExpressでVプリカ決済できなかった様ですけど、こちらは最近できましたよ
コンビニで売ってる、3000円、5000円のギフト券です
2タイプともできたことを報告しておきます
1万ぐらいのもあれば6ヶ月購入できるんですけどねえ
ありがとうございます∩(・∀・∩
追記しました!
それにしても、同じサービスなのに使えないケースがあるのは何なんですかね……
アマゾンギフト券に逃せばほぼ帰ってくるけど、Vプリカの手数料は帰ってこないのが残念(´ε`;)