当記事は商売のように紹介料を得るリンクを採用。記事の出来が悪ければ容赦なく避け、情報だけ頂くといい。
いつものサーバーの他に、専用サーバーが存在する。
これらのサーバーは通信速度を犠牲にしてセキュリティを高めたり、ファイル共有を高セキュリティかつ安定させるためのサーバーとなっている。
上級者向けだが、サーバー自体はボタンを押すだけで簡単に使用できるので、該当のツールをすでに使用していたら試してみよう。
Speciality Servers(専用サーバー)
最初の「世界地図」左側にある「Speciality Servers(専用サーバー)」を、上から順番に紹介していく。


P2P(ピアツーピア)
トレントがサポートされているサーバー。

私はトレントを使ったことがないから、間違っていたらごめんね。
ファイル共有関係なしに誰でも使用可能。
帯域幅制限(通信制限)がないので、NordVPN側で突然制限されるといったことはないし、いつものサーバーとは「トレントが使えるか・使えないか」程度の違いしかないと覚えておこう。
いつものサーバーと同じく当たりサーバーが存在するので、速度に不満があれば変更必須。
Onion Over VPN(タマネギVPN)
オニオンネットワーク使用中だとバレないようにしたり、出口ノードがゴニョゴニョと専門性の高い機能だが、セキュリティ向上の犠牲で激烈に低速。
このサーバーを使用すると、オニオンブラウザが必要なくなるらしい。
いつものVPNサーバーを使いオニオンブラウザを使用しても同じのようなので、どちらが快適か試してみよう。
Double VPN(ダブルVPN)
独裁的な政治国の検問や、監視を回避したい方専用としか思えない、こちらも革命家専用機能。
2重で暗号化されセキュリティは爆発的に上昇するが、タマネギ同様通信速度も爆発的に低下するので一般人が常に使うサーバーではない。
「カナダからアメリカ」・「オランダからロシア」など2箇所を経由する仕様で、日本経由サーバーはない。
ダブルVPNが低速で使いづらいため、拡張機能のプロキシを使いなんちゃってダブルVPN運用をすることは可能。
Dedicated IP(専用IPアドレス)
2019年7月現在、この機能を提供しているのは以下の地域のみで、通常のアカウントプランとは別に追加で1年間70ドルの費用がかかる。
We offer dedicated IPs in the below-listed regions:
引用:Dedicated IP addresses
United States (Buffalo, Los Angeles, Dallas)
Germany (Frankfurt)
United Kingdom (London)
Netherlands (Amsterdam)
以下の地域に専用IPを提供しています:
アメリカ合衆国(バッファロー、ロサンゼルス、ダラス)
ドイツ(フランクフルト)
イギリス(ロンドン)
オランダ(アムステルダム)
仮に日本で利用可能になろうが「日本(東京)」になるとしか思えないので、東京以外の実装は期待しないように。
メリットとデメリット・支払い方法
- ウェブページのブラックリスト回避(いつものサーバーは共有IPのため、誰かのせいでリストに入れられると、自分も閲覧できなくなる)
- 常に同じ人だとウェブサイトが判断する
- 常に同じ人という部分を利用し、専用IPでしかログインできない大幅なセキュリティ向上設定を仕込める
- 専用IPと、いつもどおり共有IPを使い分けられる
- 共有IPの方がセキュリティは高いため(誰だかわからなくなる)、この使い分けは重要
- 専用IPとメールアドレスは紐付けられる
なお、支払い方法は2種類あるため、どちらをするか確認しておこう。
アカウントから専用IPアドレスをリクエスト
支払い方法の一つは公式ページ右上にあるサインインからアカウントにアクセスし、最初のダッシュボードにある「Dedicated IP address(専用IPアドレス)」でIPをリクエスト。
進んだ先はよくわからないため、英語で受け答え用のみらい翻訳を駆使しよう。
別に購入して、既存のアカウントと統合
もう一つは支払いページへ進み、支払い方法にある「クーポンをお持ちですか?」をクリックして「norddedicatedip」と入力すると、専用IPプランに変わる(1年プランしか存在しない)。

購入後は英語でお問い合わせをする必要があり(ライブチャットでも可)、翻訳は精度の高いみらい翻訳でうまくやり取りしよう。
上記を英語で伝える。
なお、「現在使用しているアカウントのメアド」と「新しく登録したメアド」が一緒に使えるかどうかは知らない(確か同じメアドは使用できない仕様)。
詳しくは公式を参考にしたので、わからなければ確認だ。
購入した専用IPとすでに使用中だったアカウントを統合できたら、おそらく「Dedicated IP」に記載されているサーバーに接続すると、自動で専用IPになるはず?(未確認)。

専用サーバー以外の設定
専用サーバー以外の設定がある。
指定したサーバーをPC起動時に自動接続させたり、生IP流出をさせないためのキルスイッチ設定など、さらに利便性とセキュリティを高める設定は以下で確認しよう。
アカウント作成やアプリでの利用がまだならこちら。
コメント
データをアップロードするのにもVPNは有効ですか?
P2Pはアップロード・ダウンロードするとお互いのIPを見ることができるようなので、かなり有効のはずです。
※私はP2Pソフトを使ったことがないですが、そういう仕様のようです。
また、帯域幅制限をISP(インターネットサービスプロバイダ)からかけられることを回避できる効力もあるようです( Ꙭ)
参考2019年度P2Pに最適なVPN:弊社にお任せください | NordVPN