当記事は商売のように広告料を得るリンクを採用。記事の出来が悪ければ容赦なく避け、情報だけ頂くといい。
バリバリのNordVPNユーザーが、支払いから使い方までを丁寧に紹介していく。
無料お試しもあるので、コストパフォーマンスとセキュリティの究極の落としどころを、是非体感するといい。
フィッシング詐欺・犯罪攻撃加担・広告ブロックの脅威対策もあって至れり尽くせりだ。
脅威対策の広告ブロック機能は、パソコン版よりスマホのChromeで重宝している。全プラン同時接続6台まで使えるぞ。
やりすぎセキュリティは設定記事も充実しているので、IPアドレス流出の危惧は叩きつけよう。
NordVPNとは
「強引に匿名状態にする暗号化」をかけて通信の安全を得る、正直ココを使っておけば間違いのない大手VPNサービスだ。
実際私も使っており、乗り換える気持ちは起きない。
お下劣な方しか利用しないサービスだと思われがちだが、暗号化されたフリーWi-Fiでも盗聴の危険性を避けきれなかったり、そもそもアプリの通信は暗号化されているのか確認が取れないケースもあるので、とりあえず暗号化させるといった目的で使われる。
参考パスワードが公開された公衆無線LAN、暗号化されていても盗聴できる?(アカウント登録必須)
ただ、「6年前にイチャモン」があったので、嫌かどうかを感じるならやめておこう。※結局は業界初の監査を完了したVPNになったので、逆に安全が保証された。
2020年10月頃、今度はとあるレンタルサーバーで運営している個人サイトのほとんどがブロックされる現象が発生したため、高確率で問題のない当たりサーバーを選別する必要がある点に注意。
どっちみち当たりサーバー選別をしないと、速度遅いのもたまにあるし推奨∩(・∀・∩
機能は以下のとおりで、激烈セキュリティが月あたり約384円(3年プラン)で手に入る。
- 軍事レベルの暗号化通信
- VPNプロトコル:OpenVPNとIKEv2/IPsec(iOS・macOSデフォルト採用)
- ノーログポリシー(あらゆる活動ログを保持しない)
- IPアドレスや接続場所を隠して匿名
- 無制限の帯域幅・超高速を謳っている(普通に速い部類)
- デバイス数:同時接続6台まで
- 欧州連合(EU)や米国管轄区域外のパナマ所在なので、情報提供の義務がない
- CyberSec機能(フィッシング詐欺・犯罪攻撃加担・広告の3つをブロック)
- P2P共有最適化サーバーいっぱい
- DoubleVPN(日本以外の2箇所を経由する、革命家にうれしい激烈セキュリティ機能)
- Onion Over VPN:こちらもDouble並の匿名性
- サーバー数(2021年1月6日時点):59カ国5532サーバー・日本は80+(実際に選べるのは79)
重要なのは「誰かわからないレベルのセキュリティ」なので、ノーログポリシー(活動ログを保持しない)部分を意識すれば良い。
リスクなしトライアル(30日間返金保証)
購入してから無条件で30日間返金保証を利用でき、相性が悪かった際は容赦なく使おう。
参考リスクなしでVPNトライアルを今すぐご利用ください! | NordVPN
ただ、普通に英語でのお問い合わせとなっており、海外返金あるある「無条件と言っておきながらちゃんとした理由を言うまで対応しない法則」があるので、ちゃんとした理由も伝えよう。
その際は、かなり精度の高いみらい翻訳を使うといい。
ちなみに、昔あった「条件なし3日間お試し(トライアル)」は廃止された模様。
アカウント作成と支払い
料金はこのような感じで、2年プラン以上から急激にお得化現象が起こる。
- 流れ.1プランを選択
付属品の紹介もされるが、いらないのでチェックを外す
- 流れ.2アカウントを作成
支払いと同時に作成するタイプ
- 流れ.3支払い方法を選択
匿名重視や通常購入も可能
安心のゴリ押しを体感するといい。
上記リンクから進むと公式ページにたどり着く。
NordVPNの「良かろうポイント」が述べられているので、一通り見たら「購入ページに進みそうなボタン」に進もう。
ステップ1
プランを選択。
通常はVPNのみのプランで、
1ヶ月1,510円・1年620円・2年470円/月。
※円安のため、価格要確認。
ステップ2
メールアドレスを入力。
パスワードはこの段階で設定しない。
ステップ3
支払い方法を選び、国を主な滞在国にしよう。
日本だと大人気の消費税がかかる。
また、他国からアクセスや別のVPNを使いながら購入する際は、選択肢が減る。
例:Amazonがない国ではAmazonPayが選択肢にない等。
匿名支払い詳細はステップ4で説明。
ステップ4
お支払い情報を入力だが、例はクレジットカードを選択した場合である。
クレジットカード情報を記入したくない方:アカウント情報漏洩被害を確実に避けるなら、匿名支払い推奨。ただ、活動ログを保持していない=何をしているか運営側がわからないうえ、紐づけはほぼ関係がなく、カードは大体補償付き※補償期間要確認。
JCBの方は Google Pay・PayPal・AmazonPay 経由なら決済に使える。
クレジットカード決済でいいならカード情報を入力してパスワードは付与されるまで読み飛ばし、特殊な支払い方法は以下に記述しておいた。
クレジットカードをお持ちでない場合は、「仮想通貨・Amazon Pay・Google Pay・プリペイドカード支払い」になるので、該当するものを確認だ。
なぜか支払いがamazon.co.ukとイギリス経由になってしまい、アメリカかヨーロッパAmazonアカウントでしか支払いができなくなった。作成すれば行ける模様。参考モノさんのコメント
もしamazon.comに戻っているなら、従来どおり使えるはず。以下参照。
日本のAmazonアカウントで支払えるようだ。
「Amazon Payで続行」をした次の画面に、思いっきり「amazon.co.jp(日本Amazon)のクレジットカード情報を利用」と書いてあった。
あとは案内に従って進めていこう。
- 決済はアメリカAmazon経由(URLを見るとamazon.co.jpではなくamazon.com)
- カード情報は日本Amazonの情報を使用
- アメリカ・日本両方のAmazonには支払履歴が残らない
- 日本Amazonで支払っても、アメリカAmazonアカウントが作成されることはない
- 支払履歴はNordVPN公式へログインしたページ参照
PayPalはイチャモンが原因で廃止になったが、日本を含む一部国で復活した模様。これによりPayPal経由のJCBも復活。他にはコンビニ購入遠回しのVプリカ経由もあるが、使えるかは要生贄。
※楽天バーチャルプリペイドカードはNordVPNで使えない。
PayPalに問い合わせた匿名さんが、住所データは渡っていないと調査してくれたようだ。私のPayPal購入履歴を見てみると、確かに他のサイトの履歴には書いてあるのに、Nordは住所がなかった。
PayPalカスタマーサービスに問い合わせ、NordVPNへの支払いについてその取引IDから調べてもらい、住所データは渡っていないとの回答をもらいました。
引用:この記事のコメント欄に出現した匿名さん
支払い方法に仮想通貨とあるが、支払い時に匿名なだけでその取引が会社(仮想通貨なら購入した取引所)に紐付いており、Vプリカなどのバーチャルカードとあまり変わりがない。
※【悲報】「楽天バーチャルプリペイドカードカード」はNordVPNで使えない模様。
なお、NordVPNが30日間返金保証に対応しても、プリペイド側が返金受付しているかわからないので、プリペイド側の利用規約を確認するか、面倒なら返金を諦める気持ちで。
海外からだとPayPalなど、複数の支払い方法が消えるようだ。これはイチャモン論争に巻き込まれた国が、見えないようにされているかもしれない(妄想)。
どこの国で表示されないのかは不明(主にPayPal)。
Amazonがサービスをしていない国なら、AmazonPayがないのは当たり前ではある。
流出しても閲覧履歴がバレるわけじゃないし、面倒ならクレジットカードのままでいいと思う(゚~゚o)
パスワードは付与される
パスワードをどこで登録するか忘れてしまったが、「登録したメールアドレス宛に案内」がくるか、「支払い後に貰える」と思われるので確認だ。
確か3時間ほどで破られる8桁のランダムパスワードを付与されるはずなので、付与されたタイミングで変更するか、VPNを使えるようにした状態になってから変更するといいだろう。
違った。正しくは「支払い後、パスワード設定・アカウント認証メール」が届くようで、それに従い設定するようだ。登録したメールアドレスを確認し、なかったら迷惑メールフォルダを確認しよう。
ダウンロード
ダウンロードページへ飛ぶと、様々な端末(デバイス)のダウンロードができる。
ここではWindows用で進めていく。
ダウンロードしたもの(NordVPNSetup)を開こう。
恐怖心を煽る画面が出てくるので「はい」をクリック。
インストール
「Install(インストール)」をクリック。クリック後はちょっと待たされる。
インストールが終了すると、アカウント情報入力画面が出現する。
CyberSecを有効化する?
初ログインは「CyberSecを有効にしますか?」と聞かれるが、後述する表示系バグの注意事項もあり、パソコン版では微妙。
この機能はフィッシング詐欺・犯罪攻撃加担・広告をブロックする機能で、使うとセキュリティは向上する。
しかも、サーバーの方でやってくれる処理という利点があり、遅くなる実感は感じられない。
だが、アンチウィルスソフトや広告ブロック拡張機能と被っているし、広告ブロックなんかはどちらかといえばおまけかつ専門の方が高機能なので、使用するかは自身の判断に任せる。
私はパソコンで使ってなーい
広告ブロック系は表示がおかしくなることもあるので、「表示系のバグ」が発生したらCyberSecを思い出して疑い、無効化してみよう。
CyberSecの無効化
必要ないなら、①「Settings(設定)」→②「CyberSec」をOff。
接続設定
接続したい国を地図からクリックか、「Quick connect(クイックコネクト:すばやく接続)」でお手軽接続。
これだと起動時に接続してくれないので、次の画像のように①「Settings(設定)」→ ②「Auto Connect(自動接続)」と設定していこう。
⑤はNordLynx(WireGuard:高速・安定がウリの次世代プロトコル)推奨。
※WireGuardとOpenVPNはオープンソースであり、WireGuardのセキュリティ問題をNordLynxが解決して名前が違うという感じ。
⑥のAuto connect to(自動接続先)はアルファベット順で探す必要があるので注意。オススメは日本か、海外なら香港(Eyes避け+近い)。
⑦は次の章で当たりサーバーを選別してから番号を選ぶので、選別前はRecommended server(推奨サーバー)でOK。
サーバーによる通信速度の当たりとハズレ
私の環境だと倍以上違ったので、通信速度に不満があるなら試してほしい。
全員がそうとは限らないと思うが(物理的な立地)、通信速度(スピード)が出るところと出ないところがあるので、ある程度の見分ける手順を紹介する。
- 大人気の混んでいるサーバーに接続
- その後に遅いと思われるサーバーと、速いかもしれないサーバーの通信速度をスピードテストで比べる
上記の手順で選別し、次の画像のように進めていこう。
①「All countries(すべての国々)」→②「Japan」の「・・・」→③Server(サーバー)の「プルダウン」→④混んでいる%の多いサーバーを3つ「お気に入り登録」→⑤100%ではないサーバーを「選択」→⑥「接続」。
100%は入場できないのでお気に入り登録だけしておき、時間帯を変更して再度入場を試してみよう。
とりあえず、混んでいるところから接続していくだけだ。
混んでいれば混んでいるほど、利用者が通信速度の出るサーバーだとわかっていて接続していることから、この選別は成り立つ。
スピードテストなら、サーバーの名前とIPが表示されつつ「GO」を押すだけのこちらのサイトが便利かつ有名。
当サイトは通信速度を公開すると、住んでいる家タイプが推測できちゃうと悟ったので秘密だよ。
登録したお気に入りは、トップ画面の左側「My Favourites(私のお気に入り)」に追加される。
当たりサーバーの選別を終えたら
さきほども説明したが、Auto Connect(自動接続)を当たりサーバーに変更しよう。
サーバーの番号は最初の地図画面のMy Favourites(お気に入り)で閲覧できるので、番号を記憶して設定だ。
なお、起動時に選択するサーバーは1つしか選択できないので、タイミングが悪いと混み具合100%になっていることがあるかも=入場できないこともある。
半年に一度のレベルでメンテナンスなのか、番号の浅いサーバーが消え、新しい番号が増える。お気に入り登録をしていても最速接続に更新されるため、再度選別しよう。
ここだけの話、追加された新しいサーバーは高性能確率高いから、雑な選別でいいと思う∩(・∀・∩
設定をしよう
このままだとほとんど初期設定だ。
通信などは安全だが、誤操作による生IP(VPNサーバーに接続する前の本当のIPアドレス)を流出させないような機能が豊富なので、是非設定しよう。
私の設定を真似するだけなら10分もかからないし、AndroidのCyberSec設定案内もする。
コメント
ぷっぷ様
お返事ありがとうございます!
ビットコイン の使用を検討してみます。
ホイ( ・ω・)/
ありがとうございます。
ただ今ビットコインも勉強中なので、そちらでの取引を検討してみます。
こちらのページを再度見直してみたのですが、Amazonで購入した場合も購入履歴は残らないのでしょうか?
度々すみませんm(_ _)m
amazonの仕様はわかりませんが、表示されていなくてもまず間違いなく仕様的に残ると思います!(運営しか見えない可能性も含め)
はじめまして。
Nordの購入を検討しているのですが、ビットコイン購入時の個人情報からの特定リスクはいかがでしょうか。
なるべく匿名としたいので、ビットコインかVプリカギフトを検討してはいるのですが・・・。
「完璧な匿名はない」ため、一番匿名っぽい方法はビットコインです∩(・∀・∩
結局のところビットコイン自体が匿名ではないので、取引履歴からビットコイン取引所(そこに個人情報がある)までがわかっちゃいます。
ですが、ノーログポリシーがあるので、何をやっているのかわからない=ビットコインどころかどこで取引しても、大体ほぼ匿名です。
面倒だったらVプリカでも良いですが、コメント欄でも弾かれるケースがだいたいなので、最初からビットコインのほうがいいかも?
※どうしてもVプリカを試したい場合、弾かれた用にAmazonギフト券へ逃げる方法がありますので、最悪そちらに流してください。
Nordが監査の先駆けなんですね。わかりました
ExpressVPN Surfshark NordVPNを比べた場合、監査の強さはどれがつよいでしょうか?
ExpressVPNはサーバーが押収されてもログが出てこなかったエピソードがありますが、マルウェアの事件で信用がなくなったので微妙だし、Surfsharkはまだ新参者なので実績が足りない、消去法でこの中では不祥事のないNordVPNに軍配が上がる感じだと思ってます
無料でProtonかSurfSharkまたはNordVPNで悩みましたが、Protonは日本のサーバー使用率90%超えることが多く、Surfはまだ様子見したいと思ったので結局Nordを2年契約しました。
ぷっぷさんの意見を伺いたいです。
監査の強さはすっごいわかんなーい( ˃̣̣̥᷄_˂̣̣̥᷅ )
Nprdが監査をしてから、他のところも「監査は当たり前」みたいになったので、そこだけ切り取ると「監査しているのであればアリ」だけど、監査の方法を全部調べるのは時間がかかるのでパス!
以前Nordの監査を調べたときに、「4大会計事務所(Big4) – Wikipedia」というのが信頼できるであろう監査の専門会社なので、この4つのうちのどこかに依頼したのであれば、ほぼ間違いないと思います。
ちなみに、NordVPNとExpressVPNはPwCに依頼。
Surfsharkは監査会社じゃなくて、Cure53というドイツのサイバーセキュリティ会社に依頼したみたい?