【SSS】おすすめ無料VPNアプリはProtonVPN一強

ProtonVPNアプリの使い方

Android版のみ接続の安定性・速度・セキュリティが2.0で向上(古いアプリはサポートされなくなる)、パソコン・iOS版はまだだが、そのうち変わると思われる。

一番オススメできる無料VPNアプリは、間違いなくProtonVPN(プロトン)だ。

なぜか他の無料VPNアプリが流行っているが、セキュリティ目的なら英語は我慢しよう、というより当サイトでカンニングするべし。

当然のように活動情報を保存しない「ノーログポリシー」だったり、やりすぎなセキュリティが安心をかきたてる。

通常は実績がなく得体の知れない無料VPNアプリは紹介したくないが、このVPNは世界でもっとも安全なメールサービスを目指した結果、セキュリティが高すぎるProtonMail(プロトンメール)と同じ運営であり、セキュリティ管理の実績がある。

なんと無料プランなのに「帯域制限(通信制限)がない」ため、無制限で使えるぞ。

すでにアカウントをお持ちなら(ProtonMailと同じアカウントも使用可)、ダウンロード・インストールまで読み飛ばそう。
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ProtonVPNの特徴

料金プランは以下の通りだ。

プラン選択

無料プランなので「日本・アメリカ・オランダ」の3カ国サーバー(一つの国に2つずつあるので実際は6つ)しか使えず、1デバイス(端末)までで低速

といっても、利用者が少ないようで現在は低速の実感なし。

無料だがプラスプランを強制的に7日間利用できるため、そのあいだに上記有料プラン機能を使ってみるといいだろう。

ちなみに、有料プランは他VPNと比べると相当高い(他が価格破壊しすぎ)。

料金プラン
NordVPN
料金プラン
Surfshark

本格的に使うならNordVPNかSurfsharkを検討するといい。

セキュリティレベル

専門用語だらけなので、簡単に説明すると以下の通り。

  • ※強力な暗号化
  • ※強力なプロトコル
  • ※ログポリシーなし
  • 米国とEUの手段を無視できるスイス
  • サーバーの場所がスイス軍避難場所地下1000Mにある物理的セキュリティ

詳しくは公式サイトのセキュリティ機能(英語)を確認すると良い。

英語だが、理解しなくてもセキュリティをやりすぎているのが伝わるだろう。

たがこの界隈、上記「※」のメリットがメジャーなVPN(ExpressやNordなど)もやっている最低条件だ。よって、無料の優位性しか実際はないかもしれない。

つまり、大手有料VPNと同等かそれ以上のセキュリティだ。

無料アプリの罠

無料VPNにはログを保存しているもの、不自然な広告を配信するものなど存在しており、「無料で使うなら必ず信頼度を調べる」手間が存在。

セキュリティは上記の通りProtonVPNで良いとして、ノーログポリシーは公式サイトにアクセスしないとわからなかったり、一部だけのノーログポリシーを「完全なノーログポリシー」と謳うケースも存在するのでProtonVPNにしておけば間違いない。

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ダウンロード・インストール

ダウンロードしにいき、インストールが終わったら開こう。この記事はAndroidアプリで進めていく。

ProtonVPNのiOSアプリQR
ProtonVPNのAndroidアプリQR
ProtonVPN - Fast & Secure VPN

ProtonVPN – Fast & Secure VPN

ProtonMail無料posted withアプリーチ

英語でセールスポイントを紹介されるがわからないので「SKIP(スキップ)」。

最初のセールスをスキップ

アカウント作成

アカウント情報をお持ちの方はログインの章まで読み飛ばそう。

Webでアカウントを作成するため、「Create new account(アカウント作成)」をタップしてWebへアクセス。

アカウント作成に進む

「Free(無料)」をタップして切り替え、下の方にあるStep2、Create your accountの「Email」欄にメールアドレスを入力して、下にある「GET PROTON FREE」をタップ。

Freeをタップ
メールアドレスを入れる

登録したメールアドレス宛に6桁のコードが送信されているので入力して「VALIDATE(検証)」。

6桁のコードを検証

アカウント情報を登録する表示がでたら「ユーザー名」と「パスワード」を入力しよう。

このユーザー名はログイン時に使用するものだ。
アカウントを作成

ダウンロードページに飛ばされるが閉じ、アプリを起動させよう。

ログイン

作成したアカウント情報を入力しよう。Usernameにはメールアドレスではなく「ユーザー名」を入れるように。

「Remember me on this device(ユーザー名を記憶)」・「Start with device(起動時にこのアプリも起動させる)」はおこのみだが、基本はチェックを入れてよい。

ログインする

ログインが成功するとプラスプランを強制的に7日間試すことができ、7日間終了後は無料プランに自動で戻る。

7日間トライアルをもらえる

「このボタンを押すと簡単に接続できます」と言われるので、試しに押してみよう。

そうするとProtonVPNを許可するための接続リクエストがでるので許可していく。

右下のボタン押して!と言われる
初回は接続リクエスト画面が出るので許可

接続状況が出現し、「激烈に安全な状態」にはなった。

接続状況

7日間だけすべての機能が使えるので、いろいろ試してもいいだろう。

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使い方

ここからは7日間の無料期間が切れた前提で進めていく。

例のごとく「日本・アメリカ・オランダ」のサーバーのみ使え、一つの国に無料サーバー(FREE)が2つ用意された「計6つ」が使える。

基本的な接続のしかた

ProtonVPNマークをタップすると自動でJapanを判別してくれるようなので、基本的にはこのマークをタップして接続していれば問題ない。

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Settings(設定)

スマホアプリは初期設定で問題ないが、どんなものがあるか確認しよう。

ウィンドウ左上の「ハンバーガーメニュー」→「Settings(設定)」をタップ。

ハンバーガーをタップして設定に進む
設定その1
設定その2

ログイン時に「スマホ起動時、ProtonVPNを起動する」の設定をしていなかったら、ここでしておくといい。

当たり前だがずっと起動させると電池の消耗が凄いことになる。

Split Tunneling(スプリットトンネリング)

「Settings(設定)」の一番下にある項目のことで、VPN接続を除外できる?

おそらく以下の目的で使われる機能。

  1. ゲームなどVPNを通す必要がなく、通信速度低下を避けたい
  2. 不調をきたすアプリを除外したい
  3. VPN接続中にSNSなどにログインする際、今までログインしていたIPと紐付けられてSNS側にバレてしまうのを防止?

ゲームは真っ先に付けても良さそうだが、外国からアクセスする場合は除外する必要なし。

3つめがそれっぽい本命だが、詳しくは理解していないため期待しないように。

スプリットトンネリング設定
IPアドレス除外は難しいので無視
除外したいアプリを追加

Profile(プロファイル)を設定

「Settings(設定)」の章ではQuick Connect(すぐ接続)を「Fastest(最速)」のままにしたが、国とサーバー1つを絞ってQuick Connectにすることは可能。

最終的に「スマホ起動時、指定した国のサーバーを起動する」といった設定になる。

「PROFILE(プロファイル)」をクリックしてから「CREATE PROFILE(PROFILE作成)」をクリック。

プロファイル作成に進む

そうするとProfile(プロファイル)を設定できるので、識別しやすいように名前・色を選択 → お好きな「Country(国)」→「お好きなサーバー番号)」→「フロッピーディスクマーク」をタップして保存しよう。

プロファイルを作成する

これでProfileが完成した。

色や名前が違うだけの「接続する方法が同じもの」は1つ以上作成できない。

あとはQuick Connect項目に作成したProfileを選択。

これですべての設定を紹介し終えたので、改悪されないよう祈るだけだ。

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パソコン版の設定

パソコン版の設定はこちら。やっていることが一緒なので、ダウンロードと設定方法だけ参考にしよう。

無料プランは「1デバイスまで」なのをお忘れなく!

ProtonVPNで安心しきってもいいが、そこに付け込まれたくなければ隙きをなくそう。

コメント

  1. Kei より:

    ぷっぷさん
    無料VPNを探してました。
    とても参考になりました。
    ProtonVPNをfiretvにインストール出来ますでしょうか?
    あまり詳しくなく無知ですみません。
    楽天vikiをtvで見たいと思ってます。

  2. 匿名 より:

    すみません
    https://www.reddit.com/r/ProtonVPN/comments/l8vweu/how_do_i_delete_my_account/
    ここ見たらあって自己解決しました。

    • ぷっぷ より:

      解決策のコメントありがとうございます∩(・∀・∩

  3. 匿名 より:

    すみません話の腰を折るようですが proton VPN に登録した後もう一度アカウントを消去したくなったので消去したいのですが必要部分が出ておらず消去できませんどうやったら消去できるか教えていただけないでしょうかお願いいたします

    • ぷっぷ より:

      管理画面のアカウントタブの一番下にありましたけど、ないのでしたらわからないです( Ꙭ)

  4. 匿名 より:

    ものすごく曖昧な質問で申し訳ないのですが。

    公式からの案内を機械翻訳で見ていたところ、上記にあるProtonDriveの早期アクセスが既に開始されており
    Mailはplus又はprofessional、VPNはPlusコースにしていたらサブスクのアニバーサリー(毎年の契約日?)に
    1GBプレゼントするよー、と書かれていました。上限は無し。
    VISIONARYプランはどちらで契約しても強制的にセット加入。

    ぷっぷさん的にはこの特典は魅力的だと思いますか?乱暴に言ってしまえば、払いたいならすれば良い、
    オンラインストレージを使わない人は必要ない、とか言えてしまうのはそうなんですが。
    自分は技術職で遠くの仲間と、論文サイトで良い物や資料映像を共有しながらJitsi Meet等で検討が
    できたらなと考えていますが、手持ちの資料だけで何十ギガなのでその都度入れ替えるしかないかなぁと。

    安くしようとしたら、MailとVPNのplusコースセットの2年契約(47%引き)を、€やCHFじゃなく$支払いで行う
    のでしょうが、そのプランだと約880円/月で初期容量5GBから。VISIONARでは約2200円/月で初期容量20GBから。
    仮に30年契約しても初期容量に30GBの追加なんですが、市販のHDDやSSDのせいでマヒしているだけで
    オンラインストレージ・しかもセキュリティの高い物となるとやはり容量はそれぐらいなんですかね。

    • ぷっぷ より:

      早期アクセス中はストレージ容量を絞ってるらしく、かなり追加されるそうです。
      https://twitter.com/ProtonDrive/status/1341684333875236864?s=20
      今から契約して少しもらっても、そもそもサービス開始の時点で容量がいっぱいなのかがわからないので、なんとも言えないかも(´ε`;)

      手持ちの資料だけで何十ギガなのでその都度入れ替えるしかないかなぁと。

      ちょっとどういう意味か理解できていませんが、正式サービス開始と同時に常識的な容量にはなると思います(流石にGoogleとDropboxの平均を狙ってくるはず)。
      VISIONARYなら普通に500……どころか1TBとかくっついてきそう。
      業界的には一番高いプランは1TBか2TB、一般的なプランはだいたい200~500GBが相場。
      更に安いと30GBとかでしょうか。
      しかも、今後技術が進歩するにつれてもっと良いサービスが生まれる可能性もあります。
      ※もうブロックチェーン・オープンソース・エンドツーエンドが出てきちゃった。ただし低速

      で、ここから私が「この特典は魅力的か?」という話になりますが、まったく魅力を感じておりません!
      なんてったって、2TB無期限、500GB無期限のクラウドを持っているのに、合計1GBも使っていない人なので(´ε`;)
      今回はサブスクですし、すぐ解約すればいいですが、

      • そもそも大量のデータを年に何回共有するのか
      • ProtonDrive正式サービス後、どの程度の容量なのか・その容量で十分なのか

      ということだけは計画的に(゚´Д`゚)゚。

      • 2021-06-05の匿名 より:

        確認が遅れました。返信ありがとうございます。

        >>ちょっとどういう意味か理解できていませんが、正式サービス開始と同時に常識的な容量にはなると思います。
        容量が一杯になった時にファイルを削除して入れ替えるかどうか、という意味でした。すいません。

        >>しかも、今後技術が進歩するにつれてもっと良いサービスが生まれる可能性もあります。
        >>そもそも大量のデータを年に何回共有するのか
        >>ProtonDrive正式サービス後、どの程度の容量なのか・その容量で十分なのか
        なるほど。自分はオンラインストレージ業界には疎いのでそのあたりもふまえて選んでみようと思います。

        追伸
         例のチャットアプリの記事についてのコメント欄(すべてを追っていませんが)やぷっぷさんのTwitterを見ていてご心労が多いものと感じます。
        個人的にはそのサービス国についての政治的・個人的な感情とサービスそのものの評価は分けるべしという考えで
        あくまで個人的感情を排除してサービスの質はどうかという観点からはみ出さず、対応していたことが素晴らしいと思っています。
         私自身あのニュースが出て以降、地元の市議会県議会・行政職員にこのサイトで紹介されているSignal等を
        薦めていますが、やはり知名度・利用者数の観点から組織として腰は重いですね(その人個人には好感触でしたが)。

         つい最近もEUが、児童虐待の防止のため私的メールを監視するというニュースがありました。
        過去アメリカのIT企業も自社メールでやり取りした犯罪者を検挙させた事例がありましたが、特にEUが
        この有様では余計にprotonの利用者が増えるのではないかと。もはや「そんなことを気にするのは犯罪者だけだ」
        という決まり文句で納得できる時代や状況ではないですし。
        ですからぷっぷさんの活動は世の中に必要なことだと思っています。他の記事のコメントで、ネットの
        プライバシーに関する情報サイトも知ることもできましたし、コメント欄を見ているだけでもすごく勉強になります。

         これからもお身体を大切にしてください。長文失礼しました。

        • ぷっぷ より:

          Proton縛りかつ、容量に不安な方だけ私的には推奨かなー?
          そして、今現在クラウドの容量を持て余してたり、Protonの価格は全く安くないので、そこに魅力を感じなければパス! という感じで。

          追伸
           例のチャットアプリの記事について

          いやー私もそう思ってたのですが、甘かったですね(´ε`;)
          お気遣い本当にありがとうございます。
          私生活では引き続き、そういったマインドでやっていこうと思います。

          つい最近もEUが、児童虐待の防止のため私的メールを監視するというニュースがありました。

          GoogleドライブのAIがそれを判別してるっていう、昔ながらの手法をEUも採用って感じなのかな。
          私的にはもう「どんどんやって」ですかね(゚~゚o)
          以前は「普通のユーザーも巻き込まないで!」だったけど、最近は「普通のユーザーは一応避ける手段がある」と考えるようなってて、
          「普通のユーザーを巻き込んで強制検問」と、「すべてのユーザーに何もしないNO検問」どっちがいい?
          と考えたら、他のツールに逃げる方法をユーザーが選択できる前者ですね。
          もうちょっと分解して考えると、回避の権利は子供側になくて、それをこっちで肩代わりって感じです(ヒーロー思考)。
          「普通の利用者がいかに何も調べない・何もしないか」というのは、もうLINEとSignalで嫌というほど思い知らされたので、EUの判断の方が上位互換だと思ってます。
          なので、今まで通り「セキュリティ初心者にわかりやすくする」けども、「セキュリティに何の興味もない人までカバーすることはしない」です。
          ※今回の件はEUに賛成だけど、その状況によってかなり判断のばらつきがあります。

          他の記事のコメントで、ネットの
          プライバシーに関する情報サイトも知ることもできましたし、コメント欄を見ているだけでもすごく勉強になります。

           これからもお身体を大切にしてください。長文失礼しました。

          セキュリティ初心者のサイトなのに、たまに本当のガチ勢くるから参考になりますよね。
          結構辛口だけど、何回か吸収させてもらっていて、着眼点が違うから、本当に私もためになってます。
          身体の方は打倒ストレス社会!で頑張っていきます∩(・∀・∩