この記事はDropbox(ドロップボックス)デスクトップアプリの使い方を紹介し、
- アカウント作成(基本偽名)
- ダウンロード
- インストール
- 簡単な使い方
- 2段階認証などのセキュリティ設定
を画像付きで説明していく。
さらなるセキュリティを求めたいなら、最後に紹介する強制的に安全にするクラウド暗号化ソフトで無理やり暗号化させる選択肢もある。
無料アカウントにリンクできる数が最大3台までになった。今後たくさん使う予定の方は要注意であり、乗り換え先としてはGoogle Drive・OneDrive・box・Syncがオススメ。ただし、スマホ・パソコン・何かと3台以内でやりくりするならDropboxで問題なし。
アカウント作成
無料の2GBプランを作成する。
有料プランを使うなら本名推奨だが、無料プランなので自衛として偽名にしておこう。
「偽名(ニックネームなど)」・「メールアドレス」・「パスワード」を入力したら「登録する」をクリック。

名前はいつでも変更できるため、何か不都合があってから変更すればいい。
上記テクニックは以下の記事を参考にして使っている。
ダウンロード
「個人で」をクリック。
この画面を閉じてしまった方はこちらのダウンロードページへ飛ぶとダウンロードが始まる。

ダウンロードを押してダウンロードを開始しよう。

インストーラーがダウンロードフォルダかブラウザに表示されたら開く。

不安を煽るユーザーアカウント制御で「はい」をクリックし、インストールしよう。

インストール
「DropboxInstaller.exe」を開くと、自動でインストールが始まる。
終了するとブラウザに「パソコンからの使い方」、デスクトップには「Dropboxを設定」ウィンドウが表示されるので、「自分のDropboxを開く」をクリックしよう。


スタートガイドが始まる。

デスクトップとシステムトレイ(デスクトップ右下)にDropboxアイコンが追加され、Dropboxの同期フォルダが最初だけ自動で開く。

このフォルダはDropboxのデスクトップアイコン、システムトレイ(タスクトレイ)アイコンをダブルクリックすると、いつでも見ることができる。
最初からファイルが入っているが、「.dropbox」ファイルは必要なものなので残しておこう(見えなければ見えないままでOK)。
簡単な使い方と仕様
「使い方は適当でいいや」という方は、セキュリティ設定まで読み飛ばそう。
Dropboxフォルダに入れたものが、「パソコンとDropbox両方に存在する」同期状態となる。
どちらかを更新すればどちらも最新になるので、自動バックアップのように使えると覚えておこう。
ファイル移動
Dropboxフォルダを開いて移動させるか、デスクトップアイコン(システムトレイではない)にファイルをドラッグするだけで同期される。
「普通のフォルダに同期機能がついたもの」だと考えよう。
削除・復元
Dropboxではパソコンからファイルを削除したり移動させると、「削除したファイル」というゴミ箱機能に移動する。
パソコンから削除しても残っているので、完全削除は「削除したファイル」からも消そう。
「削除したファイル」は30日間復元可能で、削除・移動以外にもファイルの更新履歴を確認でき、更新する前に戻すことも可能だ。
システムトレイにあるDropboxアイコンを「クリック」か「右クリック」する。
すると「地球マーク」があるので、クリックしてブラウザ版へアクセスしよう。

最初にブラウザ版にアクセスした際は使い方ツアーが始まる。一通り見ておき、左側にある「ファイル」をクリック。

Dropboxフォルダ内にたどり着いた。このページで「削除したファイル」を選択しよう。

すると、削除したファイル・変更したファイルが表示されるので、該当のものを選ぶ。


復元したファイルは元の場所に戻され、削除したファイルの検索もかけられるようだ。
セキュリティ設定
ブラウザ版からしか設定できないので、システムトレイにあるDropboxアイコンを「クリック」か「右クリック」しよう。
そうしたら「地球マーク」をクリックしてブラウザ版へアクセス。

次に、「顔のついた地球?」アイコンをクリック →「設定」。

「個人アカウント」タブの「セキュリティ」を選択し、ここにあるセキュリティ要素を説明する。


2段階認証
「セキュリティ」タブにある「2段階認証」をクリック。
2段階認証を設定すると、ログインのセキュリティをさらに強化することができる。
ここだけ英語で何か言われるが、「使ってみる」ボタンを押す。

セキュリティ上の理由でパスワードを求められ、入力したら「テキストメッセージを使用」と「モバイルアプリを使用」が出現。
この記事ではモバイルアプリで説明していく。せっかくなので使ってみてはいかがだろうか。

するとQRコードが出現するので、2段階認証アプリで読み取り(普通のQRコード読み取りアプリではない)「次へ」。
読み取りがうまくいかなければ、「シークレットキーを手動で入力」の部分をクリックするとシークレットキーがでる。

アプリに表示された6桁のセキュリティコードを入力し、「次へ」で有効化しよう。

予備の電話番号を設定できると促されるが、ここでは省略し(次で説明するバックアップコードで十分)「次へ」をクリック! ここで「×」や「戻る」を押すとやり直しになるぞ!(なった)

バックアップコードが10個出現するので、パスワード管理ソフトにでも保存しよう。手書きは大変だ。

これで2段階認証設定が終了した。
連携の解除
盗難・紛失時などは連携を切るべきで、来たるべきときのためになんとなく覚えておこう。
2段階認証設定の下に「現在接続中の状態」と「連携しているデバイス(今の状態だと自分のパソコン)」が表示され、ここで連携を解除することができる。

今のは端末(デバイス)の連携解除だが、アプリの連携解除は現在の「セキュリティ」タブ右2つ隣にある「リンク済みアプリ」に表示されているので、連携を切ろう。

名前の変更・メールアドレスの変更
変更しないなら次の緊急時の備えと安全強化まで読み飛ばそう。
本名が不都合だったり、メールアドレスを変えたいなら変更してしまおう。


一応写真もアップロードすることができるので、自分おなじみの画像をアップロードするといい。※偽名にしていたら自分の顔写真はやめよう。
緊急時の備えと安全強化
Dropboxの連携解除を紹介したが、それより先にやることはある。
あらかじめ仕込んでおかなければデータ消去ができない可能性があるので、注意しておこう。
Dropboxなど有名なクラウドは何かと安全面を問われるが、そのようないざこざを強制的に無視してクラウドを安全にする、都合の良いクラウド暗号化ソフトなんてのもあるぞ。
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