【日本語解説】クラウド対応暗号化ソフトBoxcryptorの使い方

Boxcryptorでクラウド暗号化セキュリティソフト・アプリ
この記事は約8分で読めます。

ドイツ製暗号化ソフトBoxcryptor(ボックスクリプター)は、簡単に言うと『有名なクラウドストレージのセキュリティを、強制的に最高にする』。

Boxcryptorを経由→ファイルを入れるだけで暗号化され、非営利目的なら無料で使える。

「クラウドサービスが不正アクセスされても、大事なファイルは守られる優位性」が本当に素晴らしいので、是非ダウンロードをしていただきたい。

クラウドサービスで流出しようが、『暗号化解除の鍵』がクラウドに存在しないので解読できず、とてつもなく安全。

アプリ版はこちら。

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Boxcryptorとは

Boxcryptorの動き

自分の端末で暗号化するサービスで、クラウド側は暗号化したファイルしか知らず、クラウドの信頼度を無視できる

クラウドの欠点は、『信頼を「ネット上の文字」で判断し、自分の領域外にファイルを預けること』で、暗号化をすれば流出しても関係がない。

現在の技術で暗号を解読するには宇宙推定寿命もかかり、孫の世代も余裕で安心だ。

最近仮想通貨で注目を集め、公式でも秘密鍵(プライベートキー)の保管を紹介しているので、本当にガシガシ暗号化・投入して構わない。

一応、ライバルにCryptomatorというものが存在しており、オープンソースを考えるとBoxcryptorは若干不利だ。

ただし、こちらはアプリが買い切りタイプの有料(パソコンは無料)。

ちなみにどちらもドイツ製。

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アカウントを作成

まず、公式サイトでアカウントを作成する。

当サイトから登録した場合、通常「有料プラン7日間のお試し」が30日に格上げされ、Personal(個人)プランの権利がもらえる。

\詳細はこちら/

アカウント作成画面をチラ見

さっそく『アカウント作成画面』の説明をする。「Firstname(ファーストネーム)」は「暗号 花子」さんだった場合、「花子」の部分だ。

※名前は後からでも変更でき、日本語でも登録可能だが、ローマ字登録を推奨。

アカウント情報入力

次の画像『赤枠』「Boxcryptorはあなたのパスワード情報を何も保存していません」。

『緑点線枠』「パスワードを忘れたら、暗号化したファイルに一生アクセスできなくなることを理解しています。」にチェックして「CREATE ACCOUNT」。

Boxcryptorはゼロ知識サービス

ライセンス詳細はいつでも確認できるので、ここでは非営利目的だと無料の「FREE PLAN」を選択。月額はなく、年額のみ。

※画像はドルだが支払は日本語・日本円で、珍しくJCBも対応している。
ライセンス選択

そうすると、作成したアカウントにログインしている状態になり、さきほど設定したメールアドレス宛に「アカウントを有効にする方法」が送信されているので、クリックをして有効化する。

メールを確認して有効にしてくださいと言われる
アカウントを有効にするリンクをクリック

これでアカウントを有効化することができた。

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ダウンロード

Windows10版で説明。ダウンロードページへ飛ぼう。

押すとすぐにダウンロードが開始。そのまま開いてしまってOK。

ダウンロードをする
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インストール

ダウンロードしたものをそのままブラウザから開くか、自分のパソコンでダブルクリックをするとセットアップ(インストール)が開始される。

ファイル名とアイコンはこのような感じだ。「Boxcryptor」と「Setup」が書いていればそれだ。

セットアップを起動
セットアップ開始

ライセンス契約(利用規約)とPrivacy Policy(個人情報保護方針)は、公式サイトでいつでも確認できる。

ライセンス契約に同意するか選択
プライバシーポリシーに同意するか選択

このサービスを改善させたい場合、さきほどの個人情報保護方針に従って匿名の利用情報を送信し、Boxcryptorの成長を支援する項目がある。

Boxcryptorは匿名かつあなたのパスワードや個人情報を含んだ全ての情報にアクセスできないので、このサービスの成長を支援したい方は「Yes」、匿名データでも送信したくない方は「No」。ちなみに後から変更可能だ。
匿名データを送信するか選択

保存場所を「Change…(チェンジ)」で選べるが、気にしないならNext。

保存場所を選択

インストールをしていこう。

インストールボタンを押すと、「ユーザーアカウント制御画面」がでるので「はい」をクリック。

クリックするとインストール開始
デバイスに変更を加えることを許可

次に使用中のファイルが表示され、特に問題がなければ①「通常はこちら」を選択し、「エクスプローラー」が再起動して暗転するが、正常だ。

※パソコンの再起動ではないのでそのまま進める。

下の項目は押したことがないのでわからないが、「アプリを終了しないでください。 再起動が必要です。」という意味のようだ。「アプリを終了しないけど、再起動は後でしてね」という意味かも?
エクスプローラーの再起動選択

インストールゲージが満タンになったら、フィニッシュ。

インストールゲージが満タンになるまで待つ
インストール終了
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デスクトップアプリにサインイン

最初に登録したメールアドレスとパスワードを使い、デスクトップアプリでサインイン(ログイン)する。

メールアドレス入力

パスワード入力

サインインが成功すると、「Boxcryptor(X:)」ドライブとチュートリアルが表示されるが、英語が読めないので一旦閉じ、次で簡潔にまとめる。

仮想ドライブが勝手に開く
翻訳のできない説明が開幕
こっちのチュートリアルも翻訳不可
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Boxcryptorの簡単な使い方

暗号化して使う方法だけを説明するので、本当に簡単!

Boxcryptor経由のクラウドを選択する

Google Drive・Dropbox・OneDriveや他サービスも同様の使い方だ。

インストールした際、自分のパソコンに入っているクラウドが勝手に選択されるので、希望のクラウドになっていない方は変更しよう。

デスクトップ画面右下のアイコンがいっぱいある「システムトレイ(タスクトレイ)」という場所に「Boxcryptorアイコン」が追加されているので、それを「右クリック」→「Settings(セッティング)」→希望のクラウドにチェックを入れる。

「Add(追加)」であまり有名ではないクラウドや、クラウドを使わない自分の端末ファイルを追加すると、同じように使える。
システムトレイのBoxcryptorを右クリック
サービス選択
無料プランは1つしか選択できないが、切り替えれば使える。

有料プランの機能だと知らずにチェックを入れると、「有料プランにアップグレードしてくださいウィンドウ」が様々な場所で出現し、英語表記が混乱を招くのでアップグレードウィンドウ判別方法を載せておく。

アップグレードウィンドウなのか判別

Free accounts(フリーアカウント)」の文字を確認できたら、大抵アップグレードの話だ。

英語が苦手な方は、困ったときにこの単語だけを確認しよう。

仮に「Yes」を押してもアップグレード説明ページに飛ばされるだけで、そもそもカード情報などを入れていないので勝手に支払われることもない。

Boxcryptorドライブを開く

デスクトップに追加されたアイコン・システムトレイアイコン(タスクトレイ)・デスクトップの好きなところを「右クリック」→「Open Boxcryptor」で開ける。

仮想ドライブの開き方

「仮想ドライブ」ということで、ローカルディスク(C:)などがある「PC」にも表示される。

PCにある仮想ドライブの場所

ファイルを暗号化する

「Boxcryptorドライブから希望のクラウドにファイルを入れる」と、「暗号化しますか?画面」が登場するので、「Encrypt(エンクリプト:暗号化)」を押す。

ファイルを入れるたびにこの確認画面がでるので、この英単語は覚えておこう。

暗号化しますか?画面

これだけで暗号化が完了する。

ファイル・フォルダ名はクラウドによっては日本語に対応しておらず、弾かれる可能性があるので英語がオススメ。
暗号化したファイル・フォルダにはマーク、していないファイルは緑のチェックマークがつく。

それ以外のマークは同期、または暗号化中なのでほぼほぼ無視。

暗号化マーク

ちなみに、通常のクラウドを使うルートから暗号化ファイルを見ると、読み取れない。

読み取れないマークが表示される
ファイル名やフォルダ名の暗号化は有料プラン限定だ。

すでに入っているファイルを暗号化する

すでに入っているファイル・フォルダを暗号化させる場合は、暗号化したいファイルを「右クリック」→「Boxcryptor」→「Encrypt(エンクリプト:暗号化)」を押す。

フォルダをクラウドの中で暗号化させると英語のウィンドウが開き、「OK」を押すとフォルダ名に「_encrypted」を付け足されてしまう。中のファイルはそのままなので、元に戻したい場合はフォルダ名を変えれば良い。

この動作はバグではなく仕様なので、「フォルダ名が変わっちゃった」程度のことだと安心しよう。

すでに入っているファイルを暗号化

自動で暗号化させる

暗号化されたフォルダの中にファイルを入れると、フォルダの設定が優先されて自動で暗号化される。もちろんコレもBoxcryptor経由限定。

この場合暗号化確認画面をスキップできる。

フォルダごと暗号化した場合、通常のクラウドを利用する方から見ると、青い色の「FolderKey.bch」というファイルが勝手に追加されている。

FolderKeyファイル

このファイルがフォルダに入れたものを自動で暗号化する仕組みなので削除しないほうが良い。

もし削除してしまったらフォルダの自動暗号化が解除されるだけなので、再度暗号化しなおそう。この場合も「クラウドの中でフォルダを暗号化した」ことになり、フォルダ名に「_encrypted」を付け足されるので名前を変えよう。

暗号化解除

自分の端末に持ってくるだけで、自動で解除される! 便利。

クラウド上で解除する方法は通常必要のない動きで、「見るだけなら解除しなくてもできるよ!」と言われる。セキュリティ的にも、大事なファイルならクラウド上で解除するのはやめておこう。

暗号化の解除は「Decrypt(デクリプト:解読・復号化)」だ。

デクリプトのやり方
解除しなくても閲覧できるよ補足
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有料・無料プランの違い

注目すべき大きな違いは3つあり、有料プランは以下の不満点が解消される。企業やチームのプランも存在し、詳しいプランは公式サイトで確認しよう。

  1. いくつものクラウドやローカルフォルダと同時使用可能(無料は1つ)
  2. 無制限のデバイス数(無料は2つ)
  3. ファイル名が暗号化できる

3.は盗んだ側から見て「重要なファイル」か「どうでもいいデータ」の区別がつかなくなるので、不正な解読作業をスキップできる可能性が劇的に上昇する。

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その他の設定

ここでは紹介しきれなかったセキュリティをアップさせる行事の2段階認証と、デスクトップアプリの「Settings(設定)」項目は、次の記事で紹介している。

コメント

  1. ぷっぷぷっぷ より:

    またファイアウォールで弾かれちゃったけど、「はる」さんに返信しておきます。自演じゃないよ!(゜∀。)

    Cryptomatorは今知ったのであまり確認していませんが、「オープンソース」のBoxcryptorといった感じのようです(゚~゚o)

    アカウントは必要なく、Boxcryptorは会社を信用する前提での利用となりますが、オープンソースならコードも確認できて不正があるかどうかもチェックできます。
    ということで、セキュリティ的にいえば「Cryptomatorのほうが優秀」という印象を受けました(*゚▽゚)

    さらに、Boxcryptorでは有料だったファイル名の暗号化が、Cryptomatorは無料でできる! スゴーイ!

    ただし、暗号化か何かのスピードが遅かったり、何やらバグがどうのこうのという英語の書き込みもあるので、詳しい使い心地は使ってみないとわからないかもー

    いつか使ってみますが、今すぐには無理なので、参考程度に聞き流してください(´ε` )

    元のコメントは以下。
    Boxcryptorと似たツールにCryptomatorというものがあるようですが、違いが分かりますか?

  2. ぷっぷぷっぷ より:

    Cryptomatorの記事を書こうと下調べしていたら、iOSとAndroidは有料と判明!

    実際のところ、スマホでファイルを閲覧する人は限られてくるので、いい選択肢なりそう(´ε` )

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