Yahoo! JAPANのフリーメールには、セーフティーアドレスと呼ばれる捨てメアド・捨てアドレス機能が付属している。
この機能を使うと、メインのアドレスとは別にサブアドレスでメールのやり取りをすることが可能だ。
仮にそのサービスで漏洩騒ぎが起ころうが、捨てメアドならすぐさま変えて被害を抑えられる。
アカウント作成に電話番号が必須になったため、捨てメアドとしてのハードルが上がった。
なお、Yahooアカウントを持っている前提で進めるので、持っていないなら作成してこよう。
セキュリティには期待しない
あくまで「どうでもいいサービス用に使うメアド」のため、極端な話アカウントに侵入されても何も盗むものがないサービスでしか使わないようにしよう。
どうでもいいサービスとは、
- メールがきても見る気がない
- メールを無視しても「ほぼ」問題がない(ある程度は妥協)
- メールを登録していても意味のないサービス
- 受け取るのはデータだけ
- 個人情報を一切登録していないサービス
のことである。
このような「どうでもいいサービス」で捨てメアドを使っていれば、漏洩騒ぎが起ころうが見るからに怪しいサイトで問題が起きても削除すれば勝ち。
しかも、Yahooのメールは残念ながら配信中に暗号化されない古代文明のサービスとなっているため、本当に盗み見られる前提で利用するのが良い。
参考配信中のメールの暗号化 – Google 透明性レポート
セーフティーアドレスの仕様
公式の仕様を見たほうが早い。
メインアドレスの他にもう一つの分身(ベースネーム)を作り、そのベースネーム「-」の後ろにキーワードを付けて最大10個まで使用できるが、画像のようにYahoo! BB会員とセキュリティーパック利用者だけ多い。
メインのアドレスはいつもどおり使え、そこに作成したセーフティーアドレス宛に送信してきたメールも同時に届く。
Yahooアカウントを持っているなら、すぐにでも作れるよ!
ちなみに、ベースネームの変更は2回までしかできない。
実際使ってみると問題ないので、基本はベースネームを残したまキーワードをコロコロ変えていく使い方をすることになる。
ただし、例のごとく10個までしか無料の状態だと持つことはできないので注意。
セーフティーアドレスを作成
Yahoo!メールにアクセスし、ログインしているなら自分の受信箱が開かれてくれるが、開かれないならログインを求められるので、アカウント情報を入力しよう。
ログインしたら、右側にある「設定・利用規約」をクリックし、メールの設定まで進む。
そうすると、さきほど滞在していた「受信箱」の隣に「メールの設定」タブが出現した状態になるので、「セーフティーアドレス」をクリック。
セーフティーアドレス作成ページまでたどり着いたので、あとは「ベースネーム」・「キーワード」を決めて、フォルダーも作成しておこう。
なお、ベースネームをここで決めたので、次回からはキーワードとフォルダーわけをするだけで終わる。
次回からの表示はこのようになっており、編集も可能。
Yahooのセキュリティを強固にする
大手サービスは普通に狙われ、他で同じアカウント情報を使いまわしているなら確実に流用されるリスト攻撃を受けるだろう。
2段階認証で64桁になるほどの底上げをおこなったり、実は公開情報のYahoo! JAPAN IDでログインできる仕様を回避するためにも、ログイン時に使うIDをシークレットIDに変更しよう。
捨てメアドおすすめテクニック・ツール
捨てメアドを使うなら、偽名などの偽情報を一緒に使うのが定番だ。
うまく使った場合のみ問題ないので、自分のセキュリティレベルに自信があるなら挑戦してみよう。
捨てメアドや偽情報で固めてカード情報を与えたくないのなら、バーチャルプリペイドカードというのも存在するぞ。
本名と住所を教えないと届かないサービスをご利用なら、カード情報を教えないPayPal(ペイパル)もある。
捨てメアドの管理をYahooでやっても面倒なので、保管するなら暗号化されているパスワード管理ソフトが適正だ。
コメント
これって有料ですか?
無料ですよー∩(・∀・∩
Yahooジャパンは捨てメアドに使えない。
電話番号が必要になった
outlookしかない
えー( Ꙭ)
いきなり電話番号を要求されるんですね……ペイペイとなにか関係があるのかな(元々作成しているアカウントは今まで通り使える)。
電話番号との紐付け回避目的ならoutlookでいいのかもしれませんが、outlook一回も使ったことないので要調査ですね。
※要調査とは:Gmailみたいなエイリアス分けは捨てメアドとしてまったく使えないので、そこの部分。
情報提供ありがとうございます!
この記事は電話番号登録が必須になったけども、一応捨てメアド作成はできますよな記事にしたいと思います(そうするしかない)。