【S】2段階認証アプリ「IIJ SmartKey」の使い方

Google認証システム（Authenticator）の神アップデートにより、機種変更時の乗り換えでIIJ SmartKey（スマートキー）の敗北が確定した。

どうせ日本語で使うなら現在はGoogle 認証システム、引き続き英語だが使いやすさと紛失時はAuthyが最強なので、機種変更時は以下に乗り換えるといい。

なお、Google認証システムに勝っている点はアプリに4桁のパスコードを付けられる「アプリケーションロック」しかない。

ダウンロード・インストール

公式サイトIIJ SmartKey｜スライド認証・ワンタイムパスワード管理のアプリ選択からダウンロードしてこよう。

QRコードもあるため、パソコンを見ながらスマホでインストールするといった方法もできる。

インストールが終わったら開き、「タップしてサービスを追加」の案内に従わずここでは下の「OK」をタップ。

デバイス登録は法人のみ

「タップしてサービスを追加」で「OK」を押した場合と、設定からこの「表示された項目」に移動することができる。

この項目はいつからだか「法人のみ」と表記されるようになった。

デバイス登録できず導入を見送る人がかなりいたためなのか「個人には関係がなくなった」ので、完全に無視していこう。

使い方

シンプルな使い方しかなく、直感で操作できる。

説明する必要があるか悩むほどに簡単なので、まずは適当に使ってみよう。

QRコード読み取り（スキャン）

トップ画面右上にある「＋」をタップするとQRコードを読み取る画面が出現する。

2段階認証設定ページで表示されたQRコードをこの「スキャン」で読み取る。

読み取りが成功するとアイコン・サービス名・アカウント名を変更することができるので、「複数同じアカウントを持っていても判別できる名前」を付けておこう。

シークレットキー読み取り

カメラがおかしかったり、スマホから2段階認証の設定をすると「画面のQRコードを読み取れない」。

そんなときはだいたいQRコードの近くに「非常に長い文字列」が表示されているか、「Secret key（シークレットキー）」・「別の方法で設定する」的な文言が書いてあるはずだ。

シークレットキーをコピーしたら、「QRコード読み取り」右上にある「キーボードマーク」をタップして貼り付けだ。

さきほどと同じように、「複数同じアカウントを持っていても判別できる名前」を付けておこう。

QRコードで読み取ったときと違い「オプション設定」というものがあるが、完全に無視。

削除

トップ画面右上にある「歯車マーク」→「登録サービス」にある削除したい情報をタップ。

右上の「ゴミ箱マーク」をタップすると「重要な確認」が出現。

エクスポート（書き出し）してバックアップ

2段階認証のデータをQRコードにすることができ、もう1台のスマホかタブレットで読み取れば、その端末を紛失してもコピーが存在するためバックアップになる。

トップ画面右上にある「歯車マーク」→「登録サービス」にある削除したい情報をタップ。

登録情報の下の方に「設定エクスポート」があるので、タップしてQRコードを表示し、新しい端末で読み取ろう。

なお、1つずつしか読み取る方法はない。

新しく購入したスマホで地道に読み取ろう。

下取りや回収に出さないように！

シークレットキーかQRをバックアップ

こちらは1つの端末でもできる。

新しい端末でシークレットキーを入力かQRコードを読み取れば、新しい端末でもワンタイムパスワードを取得することができるので保存しておこう。

シークレットキーなのかバックアップコードなのかわかりにくいなら、とりあえず保存だ。

ただ、シークレットキーは何回でも使えてしまい漏洩する大変なため、最低でも暗号化パスワード管理ソフトに入れないとマズい。

アプリケーションロック

このアプリに4桁のPINを付け、セキュリティを高めることができる。

トップ画面右上にある「歯車マーク」→ アプリケーションロックの「パスコード」にある削除したい情報をタップ。

「パスコードの変更」表示が出現したらスマホの画面ロックとは別の番号を登録して、セキュリティを高めよう。

セキュリティと注意力を高める

2段階認証設定で「バックアップコードやシークレットキーの保存場所」に迷っているなら、メモも暗号化されるパスワード管理ソフトを導入しよう。もちろん無料だ。

当サイトはパスワード管理ソフトの紹介に自信を持っているので、是非一読されたし。

クラウドストレージや端末丸ごと暗号化はこちらがオススメ。

そもそも紛失したら終わりなので、紛失時の対応力も向上させよう。

【緊急】なくしたAndroidスマホを端末を探すアプリかPCで探す使い方

excesssecurity.com

2019.12.14