当記事は商売のように広告料を得るリンクを採用。記事の出来が悪ければ容赦なく避け、情報だけ頂くといい。
- 初心者困惑の誤検知の少なさ
- 重さ実感具合
- USBメモリ差込時自動スキャン
- 指定USBメモリ以外ブロック(ESET付属)
- マルウェア(ウイルス)対策
- ランサムウェア対策(マルウェアに含まれている)
- スキャン性能
- ファイアウォール
- iOS版
- パスワード管理ソフト
- 偽サイト察知
- メール保護
- 迷惑メール対策
- 子供閲覧制限
- VPN(通信暗号化)
- 盗難対策
- ファイル暗号化
ESETインターネットセキュリティ
- 商品名ややこしすぎ(インターネットセキュリティだけ覚えておけばOK)
- デザインが古臭く、機能もわかりづらい
- 第三者機関の成績が微妙、私的にどうでもいい第三者機関は好成績
- アンドロイドが全くかわいくない
- 私の環境で「導入時Wi-Fiブロックがある」ので該当者は要設定
- スペックの調べ方を何も知らない方に勧めやすい
- 神機能「USBメモリブロック」が個人向けなのに使える
- USBメモリブロックはUSBメモリウイルス注入を抹殺、ノートパソコン最大恩恵で持ち歩き相性ヨシ
- サポート充実あんしんパックがある(初心者向け料金割増・中・上級者はお世辞でも無駄)
- URLを見る癖がない
- 機能盛りだくさんのため、セキュリティを何もしていない方に広範囲防御のメリット
カスペルスキーセキュリティ
- 付属するセキュアコネクションがやりすぎセキュリティ非推奨のAnchorFree社製(速攻削除推奨)で特大級のデメリット
- 私の環境でWeb検索結果0.2秒遅延がある(ウェブ保護無効化で対処)
- 第三者機関無双
- 使いやすい現代風デザイン
- ロシア的問題は今のところイチャモン
- イチャモン払拭のためソースコード(プログラムの中身)まで閲覧できる透明性の高さ
- 通常時重くもないし、第三者機関の成績でも軽い結果
- ヤバいところに行く自覚がある
- URLを見る癖がない
- 誰かに高セキュリティを押し付けたい
- 子供がマインクラフトなどのMOD漁りに目覚めた
- 大の大人もMOD漁りに目覚めた
- 機能盛りだくさん、広範囲保護階層追加
- NURO光戸建て・四国のピカラ光ねっと回線ユーザーは無料で使える
- 多少値が張っても検出率を重視したい方
ボイコット中のため紹介していない
Malwarebytes (マルウェアバイト)
- 第三者機関の成績が本当にひどいので第三者機関優先ならこの時点で非推奨(Windows Defenderと一緒に使うので実際の成績は違う)
- 有料版のリアルタイム保護感は素晴らしいがだいたい誤検知
- ESETと比べると普通に高級
- 第三者機関の成績に関係なくアドウェア駆除(広告が勝手に表示されたり、ソフトに同梱させられるヤツ)と言えばコレ
- アドウェアはグレーなツールを漁る方に最適
- ESETやKasperskyで検出しないなら環境的にこちらが相性良い疑惑
- メール保護・ペアレンタルコントロールなど無駄機能なしでスマート
- スキャン激早(ただしCPUをかなり使うのでスケジュール推奨)
- 無料版をセカンドオピニオンとして非常駐で使えるのが人気(スキャン性能は有料版と同じ)
- 有料版は感染前の対処、いわゆる予防タイプとして使う
- 他のセキュリティソフトと併用可能
- 大体Windows Defenderと一緒に使うため第三者機関の成績はほぼ無視
第三者機関の成績・見る場所と時代の流れ
結論を言うと有名なセキュリティソフト、別の言い方だとウイルス対策ソフト・アンチウイルスソフトはもう大差がない。
よく低評価にされがちなトレンドマイクロ社のウイルスバスター・McAfee(マカフィー)も同様であり、今使っているものを乗り換えてまで目に見える効果は得られないだろう。
ESETインターネットセキュリティ
出典:Test antivirus software ESET | AV-TEST 2020年4月
ESETは2018年ら2020年3月まで参加をしていないので、2020年4月最近の18点満点中17点しか参考にならない。
なお、スマートセキュリティとインターネットセキュリティの違いはパスワード管理ソフトとファイル暗号化があるかないかなので、同じでいいだろう。
もう一つのAV-Comparativesのマルウェア保護テスト(2020年3月)では、普通に最高得点のバッジを獲得している。
このように、第三者機関をはしごしていくと結局大差がないことが本当に多い。
これが意味することは、私やセキュリティ会社が都合の良い第三者機関の成績を引っ張りだし、印象をある程度操作できるということなので、あくまで目安として使うのを勧める。
カスペルスキーセキュリティ
出典:Test antivirus software Kaspersky | AV-TEST 2020年4月
点数は各6点満点の合計18点だが、ESETと比べるとかなりの差がある。
安定度のレベルが全然違うため、第三者機関の成績を重視するならカスペルスキーとなるわけだ。
ノートン 360
出典:Test antivirus software Norton | AV-TEST 2020年4月
旧製品ノートンセキュリティシリーズと、現製品名のノートン360シリーズの成績も混ざっているが同じもの。
ウイルスバスター
出典:Test antivirus software Trend Micro | AV-TEST 2020年4月
海外だと実はインターネットセキュリティという名前で、日本だとウイルスバスター。
マカフィー リブセーフ
出典:Test antivirus software McAfee | AV-TEST 2020年4月
主力製品リブセーフと機能差にほぼ大差はないので、インターネットセキュリティとは一緒の扱いでいいだろう。
Malwarebytes
出典:Test antivirus software Malwarebytes | AV-TEST 2020年4月
何も言うことはない。
だが、「Windows Defenderと一緒に使う」ということは、そういうことである……。
Windowsにある機能はWindowsに任せる使い方だよ!
Windows Defender
出典:Test antivirus software Microsoft | AV-TEST 2020年 2月
最近「Windows Defenderで良い」と言われる原因がこれで、18点満点中17.5点が平均になってきている。
じゃあMalwarebytesいらないじゃないか!
「DefenderがダメならMalwarebytesでブロックする」という、保護階層追加の恩恵目当てである。
通常一緒にセキュリティソフトを使うと、競合して面倒になるからだ。
最近は見る意味あるのかなー?とか思うから、安さや使いやすさで決めちゃうのも答えだし、Defender(ディフェンダー)にするのも答えだと思うよー( Ꙭ)
駆除性能はだいたいここを見ておけばOK。
保護テストの回数が約2ヶ月毎に実行されている第三者機関。
すごくざっくりいうと、合計18点のうち15点以上なら誤差の範囲。
出典:Test antivirus software for Windows 10 – April 2020 | AV-TEST
- Windowsアンチウイルス
- 上記を見た後にKaspersky過去の成績を見ると安定しているのがわかる
- Macアンチウイルス
- Androidアンチウイルス
もっと調べるなら、該当のソフトへ進んで以下のProtection(保護)部分の上を見てみるといい。
出典:Test Kaspersky Internet Security 20.0 for Windows 10 (200512) | AV-TEST(2020年1月~2月)このテストはWindowsのみ
重要なのは弱点修正前攻撃(ゼロデイ)にどのくらい対応するかで、既知のマルウェアなんてものはブロックして当然である。
このように、業界平均が上記の状態で98%であり、たったの2%しか変わらないので差がないと言わざるを得ない。
過去4週間以内の一見新しそうな古いマルウェアは業界平均が100%なので無視。
パフォーマンスはProtection(保護)の下にあり、「Slowing-down when launching popular websites(人気のあるウェブサイトを立ち上げるときのスローダウン)」だけ見ればいいだろう。
出典:Test Kaspersky Internet Security 20.0 for Windows 10 (201612) | AV-TEST(2020年4月)
標準PCとハイエンドPCは以下基準。
・Standard PC (HP 280 G2 (1EX45EA): Intel i3-6100 256 SSD, 8 GB RAM)
・High-end PC (HP Z240 (Y3Y82EA): Intel i7-7700, 256 SSD, 16 GB RAM)
引用:Test Modules under Windows – Performance | AV-TEST
やりすぎセキュリティでは主にパフォーマンス・誤検知率用第三者機関として参考にしている。
マルウェア保護性能は以下で、この辺を見ると「オンラインでの検出率はいくつで、どのくらいの誤検知」というのがわかる。
出典:Malware Protection Test March 2020 – AV-Comparatives
※オンライン検出率とは、いわゆるクラウド接続ことである。これを使わないとガクッと検出率が落ちるため、使わざるを得ない。
パフォーマンスも以下の通りで、一番気になるウェブサイトの閲覧はほぼ3でやはり差がない。
出典:Performance Test April 2020 – AV-Comparatives
と、このように
かどうかを確認するだけで、ある程度見たことになるほど結構適当に「差はない」と言える現状である。自身がついてきたら、Windows Defenderに乗り換えるといい。
上級者ならフィッシング詐欺や危険地帯もだいたいわかっているため、Windows Defenderで十分だろう。
- 「通常利用でのPC使用日数365日」でマルウェア(ウイルス)が一つも検出されない
- 不要なものは入れない
- メールのURLは最低でも調べるか飛ばない
といった、「ギリギリのところで働くストッパー(自力保護階層)を持っているかどうか」が重要と、やりすぎセキュリティでは判断している。
もし達成できそうなのであれば、セキュリティソフト更新のタイミングでDefenderに挑戦してみよう。
実際、私はWindows Defenderを使っている(Windows Firewall Controlなどやることはやっているが)。
軽さなどのパフォーマンス、特にWebサイト閲覧は以下の通りで、ほとんど差がない。
出典:Performance Test April 2020 – AV-Comparatives
4GBスペックのパソコンを使っている方は、日々カツカツにならないよう対処する宿命であり、すでに8GBの時代であるためそうそう重くはならないだろう。
大体はブラウザが重いのでタブの数を減らし、余計なものを裏で使わないだけでいい。
なお、やりすぎセキュリティではAV-TESTとAV-Comparativesの有名な2社しか参考にせず、その他の第三者機関は数も多く成績の良い機関だけを出して「高性能ですアピール」はズルいのでしない。
決断の後押しをされた方の声
各社オンラインヘルプ
はーい(*゚▽゚)
- ESETオンラインヘルプ(Internet Securityを選択)
- Kaspersky Online Help(インターネットセキュリティを選択)
- Malwarebytes for Windows – Malwarebytesのサポート
また、突然の大量誤検知やダイナミックな不具合は、基本的にTwitterでのリアルタイム検索で嘆きの声を調べたり、各ソフトのコミュニティで確認すると同じ現象の方がいるため、覚えておくといい。