この記事では、「1Password情報をエクスポート(書き出し)」→「KeePassにインポート(読み込み)」させていく。
1Password 6・7の方は、KeePassと同じオープンソースの新興勢力「bitwarden(ビットウォーデン)」を一度確認したほうがいい。
1PasswordとKeePass Password Safe(キーパス パスワード セーフ)との目立った違いは、
- 有料・無料
- 動作が重い・軽い
- 顔や指紋の生体認証に対応・指紋のみ
- 使いやすい・使いやすくなるにはかなりの設定が必要(当サイトでほぼ網羅可能)
- ローカルが不可になった・ローカル保存可能
- 自社クラウド・クラウド選択可能
- 非オープンソース・オープンソース
となっており、「利便性かセキュリティどちらを取るか?」となっている。
自動入力はこんな感じ。
当サイトはKeePassの記事が充実しており、KeePassを選んで極めるとガチ勢になることができる。
普通の使い方だと満足はできないので、うまく使い利便性とセキュリティを両立していこう。
KeePassとは
オープンソースかつ一番セキュリティを高くできるが、カスタマイズの量が多くて初心者に嫌われている最強のパスワード管理ソフトだ。
bitwarden(ビットウォーデン)の登場によりiPhoneユーザーは一気にbitwarden優先になってしまったが、引き続きセキュリティはこちらが勝っている。
というわけでiPhoneユーザーはKeePassのiOSアプリがイマイチのため、ここでもbitwardenを推奨。
それ以外の方はローカル運用やお好きなクラウド選択ができたり、意図的に負荷をかけるKeePassをインストールしてこよう。
インポートするにはKeePassが必要なので、最低でもKeePassを開ける状態までは進めること。
1Password(4)からエクスポート(書き出し)
左上の「File(ファイル)」→「Export(エクスポート)」へ進む。
「Comma-Delimited Text(CSV)」というものにし、「All Items(すべてのアイテム)」を選択するとすべての情報をエクスポート(書き出し)できる。
ファイル名は適当でいいので、わかりやすいデスクトップにでも保存しておこう。
KeePassにインポート(読み込み)
エクスポート(書き出し)したCSVファイルをKeePassにインポート(読み込み)させる。
「一般的なCSVインポーター」と「.CSVファイル選択」のときだけ「ダブルクリック」しているので真似しよう。
これでインポートが成功した。最低でも中身を5つほど確認し、文字化けをしていなければ大丈夫だろう。
当然といえば当然だが、グループは自動でわけられず、一番大きい「親グループ」にすべて詰め込まれる。
「Ctrlを押しながらクリックして選択」すると複数選択でき、画像のように他の「子グループ」に移動させて整理することも可能だ。
1Passwordのデータを削除
「.agilekeychain」ファイルにデータが入っており、アンインストールしてもこれだけは削除されない。
初期設定なら「ドキュメント」フォルダの「1Password」に入っているはずで、なければ「.agilekeychain」とファイル検索にかけよう。
KeePassへようこそ!
当サイトはKeePassに関して非常に詳しく紹介しており、すべての設定が完了するほどに充実している。
インポートしたばかりで基本的な使い方がわからないと思うので、こちらの記事を参照しよう。
KeePassの初期設定をまだしていなければもう一度確認!